浅草岳 嘉平与ボッチの穴調査 2023/6/17

メンバー:Ⅼ 猫爺、ノリさん、マルさん、K氏(会津街道部会)
タイム :ネズモチ平駐車場7:10・・・桜ゾネ広場7:48・・・嘉平与ボッチ下の下降点9:23・・・鞍部10:15
     ・・・穴11:00・・・下降点13:24・・・桜ゾネ広場14:40・・・ネズモチ平駐車場15:30



昨年の晩秋に山頂から桜ゾネ広場に下りる途中、嘉平与ボッチの下りで偶然見つけた不思議な穴について、会のK氏と調査の話をしていたのだが、今シーズンの林道開通を待って頼れる2人の助っ人と共に調査に行って来た。

穴への下降点は嘉平与ボッチ下の肩の所で、細い尾根のため登攀具にヘルメットを着け、準備万端整えて、マルさん先頭で藪に突入する。
・・・最初から激藪・・・我が故郷水無の猛烈な藪に勝るとも劣らないほどの藪に悪戦苦闘。ほんの200m位の距離に40分もかかり落ち着ける鞍部へ。
実は登山道から見た感じでは、この鞍部の所に穴があると思っていたのだが、どこにも穴は見当たらず、どうやら右手東側の高さ40~50mの岩壁の上部にあるらしく、ここは、ザイルをセットし、現役クライマーのノリさんトップで慎重にトラバースし、20m位で穴に到達。K氏の調査後鞍部に戻り昼食とした。
K氏の見立てでは、人の手が加わった形跡は見られず単なる岩穴という事だったが、縄文人が狩りの途中に休んだのかも、などと勝手にロマンチックに想像したりしてみた。

帰りは私がトップで鉈鎌を振るいながら下降点に戻った。
久し振りの冒険だったが、すごい藪で二度と行く気にはならない。この記事を見た人は是非、嘉平与ボッチから下りる時、北側の尾根の先にあるこの穴を見つけてみて下さい。
 ※昨年秋(2022.10.26)の記事は こちら